藤岡商事株式会社|栃木県栃木市

お知らせnews

スレート屋根の棟板金の点検も承り中

スレート屋根のお住まいで意外と見落とされがちな部分が「棟板金(むねばんきん)」です。屋根のてっぺん部分に取り付けられた金属カバーで、雨水や強風から家を守る重要な役割を担っています。しかし、高所にあるため日常生活では状態を確認しづらく、気付かないうちに劣化が進んでしまうケースが非常に多い部材です。

藤岡商事株式会社では、栃木市・佐野市・小山市・野木町・足利市・板倉町・館林市エリアを中心に、棟板金の点検・補修・交換工事を多数施工しております。本記事では、お客様から特にお問い合わせの多い「棟板金の劣化症状・交換の必要性・放置の危険性・火災保険が使えるケース」について、分かりやすく解説します。


■ 1. 棟板金とは?スレート屋根を守る“屋根の要(かなめ)”

棟板金とは、屋根の最上部にある「棟(むね)」と呼ばれる部分を保護するための金属カバー(板金)のことです。棟板金の内部には「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる下地材が入っており、板金を固定する大切な土台になります。

棟板金の主な役割は以下の通りです。

  • 雨水の侵入を防ぐ防水機能
  • 強風から屋根材を保護する耐風性の向上
  • 屋根内部の木材を守るカバーの役割

この部分に不具合が出ると、屋根全体の防水性能が落ち、最終的には雨漏りに直結してしまいます。


■ 2. 経年劣化で起きる棟板金の主な症状

築10年を過ぎた頃から、棟板金には様々な劣化が発生してきます。特に栃木市・佐野市・館林市などは強風の影響を受けやすく、劣化が早く進む傾向があります。

● ① 釘抜け・ビスの緩み

棟板金は釘で固定されていることが多く、温度変化や風の揺れにより釘が徐々に抜けてきます。これは最も多いトラブルで、軽度でも放置すると大きな破損につながります。

● ② 棟板金の浮き・バタつき

釘抜けが進むと、棟板金が浮き上がり、風にあおられるようになります。強風時に「カタカタ」「バタバタ」という音がする場合は要注意です。

● ③ サビ・腐食

鉄製の棟板金では、年数とともにサビが進行し、穴あきの原因になります。穴あきは雨漏りを引き起こすため、早めの交換が必要です。

● ④ 貫板(ぬきいた)の腐食

内部の貫板が腐ると、棟板金を固定する力が著しく低下します。特に木製貫板は湿気に弱く、築15年を過ぎると腐食が見られやすい部分です。


■ 3. 放置するとどうなる?棟板金トラブルの危険性

棟板金の劣化は、放置すればするほど深刻な被害へ繋がります。

● ① 強風で棟板金が飛ばされる

栃木市・佐野市・館林市エリアは強風が多い地域です。釘が抜けた状態で放置すると、台風や春一番の風で棟板金が一気に飛ばされてしまう危険があります。

飛散した板金が

  • 隣家に当たる
  • 車を傷つける
  • 歩行者に危険が及ぶ
    など二次被害にも発展しやすく、非常に危険です。

● ② 雨漏りが発生する

棟板金は屋根で最も雨水が侵入しやすい箇所です。浮きや穴あきがあれば、そこから確実に屋根内部に水が侵入します。

● ③ 野地板や屋根内部の腐食が進む

雨漏りを数ヶ月〜数年放置すると、屋根の内部構造(野地板・垂木)が腐り、大規模修繕や葺き替え工事が必要になるケースがあります。


■ 4. 棟板金のメンテナンス方法

棟板金は以下の方法でメンテナンスが可能です。

● 1. 応急補修(釘打ち直し・シーリング補修)

あくまで「一時的な延命処置」で、根本解決にはなりません。

● 2. 貫板交換+棟板金交換(最もおすすめ)

現在主流のメンテナンス方法です。古い板金と貫板を撤去し、新しい樹脂製の貫板と板金を取り付けます。

  • 耐久性が高い
  • 風に強いビス固定が可能
  • 15〜25年持つ

など、最も安心できる施工です。

● 3. 屋根葺き替え時に棟板金も新設

屋根全体をガルバリウム鋼板などに葺き替える場合は、棟板金も必ず新しくなります。


■ 5. 火災保険が使えるケース

棟板金工事は「自然災害による破損」が原因であれば火災保険が使える可能性があります。

● 火災保険が適用されやすい例

  • 強風で棟板金が飛んだ
  • 台風後に釘抜け・破損が発生した
  • 落下物がぶつかり曲がった
  • 雪害で棟板金が浮いた

※経年劣化の場合は対象外です。

藤岡商事株式会社では、写真撮影・被害状況のまとめ・見積書作成など、申請のサポートも可能です。


■ 6. 棟板金交換工事の費用目安(参考価格)

屋根の長さ・形状によって金額は大きく変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 棟板金交換:1mあたり5,000〜6,500円
  • 全交換の総額:10万円〜20万円程度

現場の状況次第で工事内容や金額が変わるため、まずは点検が必要です。


■ 7. どんな時に点検すべき?

以下に当てはまる方は、早めの点検をおすすめします。

  • 築10年以上で一度も屋根点検していない
  • 風が強い日に屋根から音がする
  • 過去に台風の被害があった
  • 雨漏りが発生した
  • 屋根塗装だけを繰り返している

棟板金は高所にあり、ご自身で確認するのは危険です。
藤岡商事株式会社では無料点検を行っておりますので、お気軽にご相談ください。


■ 8. 藤岡商事株式会社が選ばれる理由

  • 屋根診断・見積もり無料
  • 雨漏りや屋根工事に熟練した職人が対応
  • 風災・雪害の多い地域での豊富な施工経験
  • 火災保険申請のサポート可能
  • 外壁塗装・屋根工事・板金工事までワンストップ対応

藤岡商事株式会社は、栃木市・佐野市・小山市・野木町・足利市・板倉町・館林市を中心に、地域密着で屋根点検・棟板金交換を行っています。


■ まとめ

棟板金は屋根の中でも特に重要で、劣化が起きやすい部分です。

  • 釘抜け
  • 浮き
  • サビ
  • 貫板の腐食
  • 強風による飛散

これらを放置すると、雨漏りや大規模な修繕につながってしまいます。

藤岡商事株式会社では、無料点検 → 写真付き診断 → 最適な修繕提案まで一貫対応。
お住まいの安全を守るため、気になる点があればいつでもご相談ください。